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 漢字がつくる日本古典日本語の世界

古典日本語の世界 漢字がつくる日本

A5判 280ページ
価格:2,400円+税
ISBN978-4-13-083045-4 C109
奥付の初版発行年月:2007年04月

内容紹介

日本の読み書き空間は,漢字を中心にしてつくられてきた.とくに古代から近代まで,漢文を読むことは生きる教養を身につけることでもあった.日本人の思考ベースを培ってきた「古典日本語」とは何か,漢字によって支えられた古典の風景がさまざまに展開する.


目次

はしがき(神野志隆光)
I 古代
文字文化世界の形成——東アジアの古典古代(神野志隆光)
漢字と非漢文の空間——八世紀の文字世界(神野志隆光)
漢字と『万葉集』——古代列島社会の言語状況(品田悦一)
II 中世
漢文体と和文体の間——平安中世の文学作品(三角洋一)
世阿弥の身体論——漢文で書くこと(松岡心平)
「抄物」の世界——室町時代の言語生活(野村剛史)
III 近世・近代
頼山陽の漢詩文——近世後期の転換点(齋藤希史)
読み書きの風景——幕末明治の漢詩文(ロバート・キャンベル)
夏目漱石の『文学論』——漢学に所謂文学と英語に所謂文学(小森陽一)
あとがき(松岡心平)
[コラム]
反切1(齋藤希史)/反切2(神野志隆光)/字書について(神野志隆光)/訓点、ヲコト点、テニハ点、カタカナ(野村剛史)/鎌倉時代の読み書き(野村剛史)/見る文字と表わす言葉(黒住 真)/無思想は日本文学の伝統か(品田悦一)/地震行(ロバート キャンベル)/格闘する漢文教師のみなさんへ(小森陽一)


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