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 移りかわる言葉の機構日本語を考える

日本語を考える 移りかわる言葉の機構

四六判 280ページ
価格:2,800円+税
ISBN978-4-13-083029-4(4-13-083029-5) C108
奥付の初版発行年月:2000年09月

内容紹介

万葉集から現代語まで,日本語の変遷は思考法の変化を映しだしてきた.「き」「けり」「つ」「ぬ」「たり」「り」の助動詞がなくなり,「た」だけになったことで何が変わったのか.「が」は主格かなど,日本語の機構を通して古典の読み方に新しい視点を与える.


目次

序章 移りかわる言葉
第一章 灯暗うして数行虞氏の涙,夜深うして四面楚歌の声
     ——「数」はいくつか
第二章 家離りいます吾妹子を止めかね山隠しつれ心どもなし
     ——動詞の用法(已然形の意味)
第三章 秋たちて幾日もあらねばこの寝ぬる朝明の風は袂寒しも
     ——順接と逆説の論理
第四章 信濃なる園原にこそあらねども我がははきぎと今は頼まむ
     ——係結びの発生と変遷
第五章 かく憂き事を知る知る,ありしながらに見奉らむよ
     ——時の助動詞「き」の意味
第六章 式部卿宮,明けん年ぞ五十になり給ひける
     ——時の助動詞「けり」の働き
第七章 氷せし嵐を春に吹きかへて昨日は聞かぬ谷の下水
     ——時の助動詞「た」の役割
第八章 猫を飼はば その猫が争ひの種となるらむ 悲しき我が家
     ——助動詞「らん」の変化
第九章  「ピエール氏が好きか,ピエール氏を好きか,どっちだ」
     ——助詞「が」の機能(主格とは?)
 おわりに


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