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 文化人類学的考察<都市的なるもの>の現在

<都市的なるもの>の現在 文化人類学的考察

A5判 544ページ
価格:8,800円+税
ISBN978-4-13-056302-4(4-13-056302-5) C303
奥付の初版発行年月:2004年02月

内容紹介

現代においては,世界全体がいわば都市になりつつあるといっても過言ではない.本書は,人類学的アプローチから世界の諸都市のさまざまな具体事例を集成して,都市の日常を生きる多様な人間の眼差しを明らかにし,現代社会の都市という生活空間の質を問う.


目次

序論 〈都市的なるもの〉を問う人類学的視角(関根康正)
I 都市の原像——〈都市的なるもの〉の誕生と形式
 1 原初の都市トンブクトゥ(赤阪 賢)
 2 TIMBUKTU——沙漠と草原との結び目(岩田慶治)
 3 中世ヨーロッパの都市性(ハラルド・クラインシュミット)
 4 那覇の層位学——〈都市的なるもの〉の南島的形姿をめぐって(松井 健)
II 都市の支配——〈都市的なるもの〉の隠蔽と抵抗
 5 都市が田舎にやってくる——南インドにおける寺院と映画(杉本良男)
 6 「村人」にとっての都市的経験——ネパールの事例から(南 真木人)
 7 「正義」のモザイクの可能性——フィリピンの移民空間のもめごと調停にみる〈都市的なるもの〉(森 正美)
 8 日常のなかの都市性——あるケニア人一族の100年間の都市経験から(松田素二)
 9 首都と国民広場——北京における天安門広場の建築(妹尾達彦)
 10 国民国家のなかの民俗領域のイニシャチブ——中部アフリカ・バムン都市の表象再創出(和崎春日)
 11 都市人のこころ——スワヒリ都市ウジジの事例から(日野舜也)
III 都市の流動——〈都市的なるもの〉の散乱と潜在性
 12 スタイルとしての身体——Driving my Body(野村雅一)
 13 <都市的なるもの>の襞——身体性からの逆照射(松本博之)
 14 都市と記憶(喪失)について(小田 亮)
 15 不安定労働とホームレス——都市の産物(トム・ギル)
 16 都市のヘテロトポロジー
    ——南インド・チェンナイ(マドラス)市の歩道空間から (関根康正)
附論 〈「東京」を人類学する〉ための覚え書き(関根康正)


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