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アイドル/メディア論講義

アイドル/メディア論講義

四六 240ページ
定価:2,500円+税
ISBN978-4-13-053024-8 C1036
奥付の初版発行年月:2017年04月 / 発売日:2017年04月中旬

内容紹介

メディアなしには存在できない〈アイドル〉は,メディアの可能性と矛盾を一身に体現している.また私たちはメディアを介したアイドルの振る舞いに意識・無意識に関係なく影響を受けている.そんな〈アイドル〉とメディアの絡み合いをメディア論の知見から解きほぐす.未来への開けとしての〈アイドル〉に向かって.
【帯文:ライムスター宇多丸氏(ラッパー/ラジオパーソナリティ)】
「アイドルとメディア論を学ぶなら――我々が日々当たり前のように触れ,楽しんでいるこの文化の本質が,絶妙な距離感を保ちつつ,丁寧に丁寧に解きほぐされてゆく……ありそうでなかった〈アイドル論〉,東大出版会から出てるのは伊達じゃない!(笑)」

著者プロフィール

西 兼志(ニシ ケンジ)

西 兼志:成蹊大学文学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

0 はじめに:なぜ〈アイドル〉か?

1 1980/〈アイドル〉のふたつのモデル
山口百恵の誕生/蒼い時/アイドルのふたつのモデル/アイドルグループと「卒業」

2 〈スタ−〉と〈タレント〉/ネオTV
〈タレント〉の誕生/ネオTV化する80年代/映画の〈スター〉

3 映画の時間とテレビの時間/メディアの現象学
「時間対象」としての映画/テレビの時間/〈スター〉の時間/〈タレント〉の時間

4 成長する〈アイドル〉/〈アイドル〉の現象学
メディアの現象学と「シネマティックな身体」/〈スター〉/〈アイドル〉

5 教育する〈アイドル〉/メディア・ハビトゥス
成長のドキュメンタリー/「プロダクト」より「プロジェクト」/涙サプライズ/〈アイドル〉の「ハビトゥス」/「○○力」/メディア・ハビトゥス

6 コミュニケ−ション文化と〈アイドル〉/リアル化するメディア環境
リアルTV/リアルTVと〈リアル・アイドル〉――ドキュメンタリーとフィクションの混淆/リアルTV時代のバラエティ番組とアイドルグループ/関係性のドラマを生きること――ドキュメンタリーが描き出すAKBと〈ネオ・アイドル〉

7 〈キャラ〉と〈アイドル〉/拡張されたリアリティ
〈キャラ〉とは?/「キャラ消費」/〈キャラ〉と「キャラクター」の循環/ももクロと〈キャラ〉

8 〈アイドル〉の歌う「卒業」/過去志向から未来志向へ
卒業を歌う〈アイドル〉――80年代/卒業ソングの70年代/AKBが歌う卒業/ゼロ年代の卒業ソング

9 ライブ時代のアイドル/コミュニケ−ションコミュニティ
「エール」/コミュニケーション・コミュニティ/ライブ文化とアウラ――拡張されたリアリティパフォーマンス/パフォーマティヴ/アイドルの〈約束〉

10 おわりに:それでもなお〈アイドル〉か!?

アイドル論/メディア論のためのブックガイド

Idol Culture: through the Prism of Media Theory
Kenji NISHI

関連書

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